「208」って知ってる?
ある日のワンダー戦争での出来事。
くぅ、相手は格上424か。
もう少しで抜けそうなのに、
ギリ負け悔しい。
ねえ、208を試してみない?
やってみる!
けど、208ってなんだっけ。
424系に刺さる兵構成だよ。
今日のテーマは「208」です。
ローモバ初期は「424」が大流行していました。
そんな中、対策として生まれた兵構成のひとつが「208」です。
なぜ「208」が424に有利になるのかを深掘りします。
※個人的見解 かつ 諸説あります。
「208」の解説
兵構成
兵構成は以下のとおりです。
指揮官 | 増援 | 合計 | 割合 | |
歩兵 | 7.5万 | 73万 | 80.5万 | 20% |
弓兵 | 4 | - | 4 | 0% |
騎兵 | 30万 | 290万 | 320万 | 80% |
合計 | 37.5万 | 363万 | 400.5万 | 100% |
ヒーロー&召喚獣、装備、才能
ヒーロー&召喚獣:
騎兵単種用のものでOKです。
また、歩兵ヒーローを1体入れておくと良いです。
歩兵ヒーローの必殺技が発動することで、敵へのダメージの上乗せが期待できます。
NG例:
・弓兵ヒーロー1体、騎兵ヒーロー4体
208は弓兵がクッション分しかおらず、弓兵ヒーローを入れても無駄になるため。
※ロードがコーラルや竜の末裔の人は要注意
装備、才能:
騎兵単種用のものでOKです。
使用する陣形
弓兵特攻陣を使用します。
※弓兵特攻陣以外の陣形だと「208」の強みを発揮できないため要注意(理由は後述)
「208」のコンセプト・戦略
208完全に理解した。
424は弓が薄いから、騎兵のゴリ押しが効果的ってことよね。
惜しいけど。
それだけじゃ騎兵単種のときと変わらないでしょ?
うーむ。
歩兵が2割入っていることや
弓兵特攻陣を使うことに何かポイントがあるのかな。
208のターゲット
ターゲットは「424系の弓兵方陣」です。
以降では、
・ なぜ騎兵単種ではダメなのか
・ なぜ歩兵を2割入れるのか
・ なぜ弓兵特攻陣にするのか
について、話していきます。
424対策は騎兵単種じゃダメ?
ターゲットの「424」は弓兵が薄いです。
そのため、騎兵を主にした兵構成で攻めるのが効果的なのは間違いありません。
巣窟探しと考え方は同じだね。
敵弓兵が少ない巣窟は
騎兵で攻めるよね。
実際、昔は「騎兵単種」で424を倒せました。
しかし、アンチブーストが実装されたことで、「騎兵単種」で攻めても、424側に弓受けされると(不利受けされると)倒せなくなりました。
※アンチブーストの効果により、敵弓兵に対する自軍騎兵の攻撃ダメージが大きく減少するためです
アンチブーストの詳細は以下にて解説。
そこで編み出されたのが「208」になります。
歩兵を2割入れる理由
理由は簡単です。
弓兵方陣で待機するプレイヤーが多いからです。
前述のとおり、アンチブースト実装により、騎兵単種攻めは相手に弓受けされると負けます。
それを逆手にとったのが、歩兵2割入れです。
敵が弓兵方陣で構えているのであれば、弓兵に有利な歩兵を加えれば良いのです。
歩兵2割、騎兵8割の2種編成にすることで、
- 敵前衛の弓兵を有利な歩兵で攻撃する
- 敵攻撃は騎兵で受ける(敵424は弓火力が薄いので騎兵受けが効果的)
といった戦術が可能になります。
ちなみになぜ歩兵2割?
1割や5割とかはダメなの?
敵が弓兵方陣以外の陣形のときも含め、
最適な兵割合を検証した結果が、
208なんだよ。
弓兵特攻陣を使う理由
大前提として、特攻陣は以下の仕様(通常方陣との違い)があります。
- 敵前衛を半分倒したあと、次の部隊を攻撃する
つまり、自軍208の弓兵特攻陣で攻撃した場合。
敵が弓兵方陣だと、
敵前衛(①弓兵)を半分倒したあと、
次の部隊(②歩兵)を攻撃する
ということです。
弓兵特攻陣で攻撃することで以下のメリットがあります。
- 敵弓兵を全滅させなくても、敵歩兵を攻撃することができる
→ 208は騎兵が多いので、有利な敵歩兵へ大ダメージを与えられる
※ちなみに、208を弓兵方陣で打った場合、敵弓兵を全滅させないと敵歩兵を攻撃できません。
せっかくの208の強みを発揮できなくなってしまうため注意が必要です。
特攻陣にすることで、
本来、敵弓兵で足止めされていた騎兵が敵歩兵を攻撃できるようになるのか。
歩兵を2割入れていることで、
敵弓兵を倒すスピードがあがって、
より早く敵歩兵を攻撃できるようになっているね。
ふむ。
そんな仕掛けがあったんだね。
逆に208を打たれたらどうすれば?
逆に自軍424で、敵に208を打たれたときは「弓兵特攻陣」で受けると良いでしょう。
208側の騎兵に、自軍歩兵を攻撃されないようにすることがポイントです。
自軍前衛と中衛に弓兵・騎兵を集めて(①)、歩兵を後衛に隠します(②)。
こうすることで、自軍の弓兵が半分倒されたあと、次は自軍騎兵がターゲットとなるため、敵騎兵からの大ダメージを抑制できます。
ただし、上記はあくまで、被害を減らすための受け方です。
弓兵特攻陣で受けても、兵構成の相性的に424側が不利なのは変わりません。
そのため、基本は「解散推奨」になります。
※ただし、208は基本絨毯で突っ込んでくるため解散は難しいことが多い
208を使う時の注意点
以下、208を使う時の注意点になります。
208を打つときは絨毯必須
敵に監視塔で208を視認されると、解散されたり、208に有利な陣形(弓兵特攻陣)に変えられたりするため、絨毯必須です。
防衛には不向き
「208」は兵種に偏りがあり、ヒーローや召喚獣も騎兵専用になっています。
そのため、442系などの弓兵多めの構成には弱く防衛には不向きです。
増援ミスなどで弓兵が混入すると動きが変わる
WoWやドラアリなどの要塞戦で「208」で募集しているにも関わらず、間違えて「424」などで派兵してしまうことがあると思います。
「208」に弓兵が混入してしまうと、自軍や敵軍の攻撃の当たり方が変わり、208の強みを発揮できなくなる可能性がでてきます。
そのため、指揮官は間違った兵構成が派兵されていないか必ず確認するようにしましょう。
指揮官ってあたふたするから、
球出しメンバーが変わりに
チェックして助け合うのも良いね。
さいごに
ゲーム環境の変化に順応して戦略を編み出してきた先輩たちは本当にすごいですね。
208は現在も多くの人が愛用している兵構成です。
聖騎士や男爵戦でスナイパーのように狙い打ちする、なんて使われ方もあります。
208の強みやその仕掛けを知ると、もっと要塞戦が楽しくなりますね。
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