はじめに
前回の記事では「424」についてお話をしました。
ただ、現在のローモバの要塞戦ですが。
「424」はあまり使われておらず、その後継である「857」が主流となっています。
「857」は「424」対策として生まれた兵構成のひとつです。
「424」と有利に戦える仕掛けがありますが、使いこなすには陣形変更の正しい理解も必要です。
今日はそんな「857」についてお話してみます。
※個人的見解 かつ 諸説あります。
「857」の解説
兵構成
今回の記事では最終割合「857」(指揮官857+増援857)で説明します。兵割合は以下の通り。
「857」(指揮官857+増援857)
指揮官 | 増援 | 合計 | 割合 | |
歩兵 | 15万 | 145万 | 160万 | 80% |
弓兵 | 9.5万 | 91万 | 100.5万 | 50% |
騎兵 | 13万 | 127万 | 140万 | 70% |
合計 | 37.5万 | 363万 | 400.5万 | 200% |
「424」と有利に戦える理由・仕掛け
なぜ「857」は「424」に有利になるのか?
それは兵割合の違いに秘密があります。
「424」と「857」の各兵種の兵数差異
424(848) | 857 | |
歩兵 | 160万 | 160万 |
弓兵 | 80.5万 | 100.5万 |
騎兵 | 160万 | 140万 |
合計 | 400.5万 | 400.5万 |
上表からは、
- 857側の方が、弓兵が20万多い
- 857側の方が、騎兵が20万少ない
が読み取れると思います。
この20万の兵数差が、お互いが構える陣形次第で、戦闘結果に影響を与えていきます。
弓兵/騎兵の兵数差で戦闘結果に影響が出る理由
弓兵/騎兵の兵数差が戦闘結果にどういう影響を与えるかを話していく前に、まず、陣形選択の考え方の基礎を知る必要があります。
陣形選択の考え方の基礎として、基本的に「424」や「442」の「2(少ない兵種)」の部分を、自軍の弱点兵種で受けるようにします。
[敵軍] 424 | [敵軍] 442 | |
[自軍] 424 | 騎兵方陣 | 歩兵方陣 |
例1)[自軍]424 vs [敵軍]424 の場合
敵軍は弓兵(424の2の部分)が一番少ないので、自軍は騎兵方陣で受けます。
例2)[自軍]424 vs [敵軍]442 の場合
敵軍は騎兵(442の2の部分)が一番少ないので、自軍は歩兵方陣で受けます。
つまり、敵の最小火力を、自軍の弱点兵種で受けることで被害を最小化するという考え方になります。※もちろん兵構成の組み合わせによって例外もあります。
詳細は別記事にて説明予定ですが、
ここでは、424系同士の対決は基本的にお互い「騎兵方陣」で構えることをイメージしてください。
424系同士の戦いでは、お互い「騎兵方陣」で戦うことが多い
この内容を踏まえて、あらためて、
「424」と「857」の各兵種の兵数差異(857側の方が、弓兵が多く騎兵が少ない)の影響を確認していきます。
[857]弓兵が多いことのメリット(対424)
424系同士の対決では、お互いに前衛が騎兵になることから、自軍の弓兵が多いほど、敵の騎兵に多くの被害を与えることができます。
「857」は「424」よりも弓兵が多いため、敵「424」との騎兵方陣対決の際に有利になります。
逆に「424」との弓兵方陣対決は不利になる(弓少ない方が得をする)ため注意です。
[857]騎兵が少ないことのメリット(対424)
これも「857」vs「424」の騎兵方陣対決の話になります。
要塞戦における「騎兵方陣」特有の仕様により、騎兵が少ないほうが得をする仕掛けがあります。
「騎兵方陣」は自軍騎兵が半分倒されたあとは、自軍歩兵に敵のターゲットが移る仕様があります。
つまり、857騎兵方陣 vs 424騎兵方陣だと、
- 857側の騎兵量は140万。
騎兵被害が70万発生したあとは歩兵にターゲットが移る。 - 424側の騎兵量は160万。
騎兵被害が80万発生したあとは歩兵にターゲットが移る。
というように、857側の方が騎兵の被害が少なくなっています。
騎兵量が少なければ、そもそも倒される騎兵も少なくなります。
424系同士で「騎兵方陣」対決となるときは騎兵量が少ないほうが被害が少なく得をします。
じゃあ「857」を使うときはずっと「騎兵方陣」で良い?
「857」を使う際、ずっと「騎兵方陣」で良いかと聞かれると、答えはNOです。
なぜなら、要塞戦には『陣形じゃんけん』という考え方が存在します。
例えば「857騎兵方陣」は「857歩兵方陣」に負ける可能性があります。
また「857歩兵方陣」には「857弓兵方陣」で勝つことができます。
陣形じゃんけんは敵との読みあい・心理戦です。
これは少し複雑なので、別記事にて解説しますね。
また、自軍「857」で相手「424」の割合でも、「そもそも自軍がフルに埋まっていない」「相手と50万~100万以上多く兵数差がある」といった場合は解散推奨になります。
あくまで、多少の格上格下・同兵数の際に成り立つ有利不利の話になります。
要塞戦時は、偵察や監視塔で敵の弓兵や騎兵量を確認し、自軍と相手の兵数を比較したうえで、適切な陣形を判断しましょう。
「857」の天敵(苦手な兵構成)
陣形変更で万能的に戦える「857」ですが、苦手な兵構成もあります。
「208」「055」が代表的なものになります。
基本的に解散推奨ではありますが、受ける際は以下陣形で受けると被害を最小化できます。
※相性が悪いことには変わりません
まとめ
現在も「857」は主力の兵構成です。
使いこなすには、陣形の相性を理解するなど少し苦労することもありますが、敵との読みあいなど、戦闘面でのいろんな楽しさがあります。
また、同じ「857」でも、召喚獣の構成などバリエーションが多くあるのも特徴的です。
ぜひWoWやドラアリなどで実践してみてください!
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